直島!どうやって辿り着く?

直島は、京都や大阪の西、瀬戸内海に浮かぶ島です。3年に一度、瀬戸内国際芸術祭が開かれ、世界中から多くの人が訪れます。直島は香川県の一部ですが、対岸の岡山県側の陸地の方が近いので、新幹線で岡山駅まで来たら在来線で岡山県の南の端にある宇野駅まで行き、宇野駅の真ん前にある宇野港からフェリーに乗るのをお勧めします。
- 直島はどこにある?

- まず新幹線で岡山駅まで来たらどうする?
通常であれば、まず7番乗り場(乗り場は変わる事があります)に行って「宇野みなと線」の電車に乗って下さい。ただ、ここでひとつ気を付けなければいけません。7番乗り場から出る電車は「宇野行き」と「児島行き」があります。必ず「宇野行き」に乗ってください。「宇野行き」に乗れば、電車の中で寝ていても終点の宇野駅まで連れて行ってくれます。各駅停車で所要時間は1時間程度。1時間に1本程度しか走っていないので、のんびり旅を楽しんでください。快速マリンライナーで乗り継ぐ方法もあるのですが、後で説明する茶屋町駅で「宇野行き」に乗り換えなければならないので、結局同じ事になります。あまりお勧めできません。




- もしも間違えて「児島行き」に乗ってしまったらどうする?
この線は茶屋町という駅から二股に分かれていて、一方が宇野駅、もう一方が児島駅に向かいます。ですから、岡山駅から電車に乗ってすぐに間違いに気が付けば、茶屋町駅で降りて「宇野行き」に乗り換えてください。茶屋町駅を行き過ぎて間違いに気づいたら、「岡山駅行き」乗って茶屋町駅まで戻って「宇野行き」に乗り換えてください。

- さあ、こんどは船に乗っていよいよ直島へ
宇野駅について改札を抜けたら、すぐ目の前は海。フェリー乗り場があります。料金は、直島の到着港によって異なりますが、フェリーなら大人で片道300円~520円。小人はその半額。所要時間は20分程度です。
- フェリーに乗る前に、ちょっと寄り道
宇野駅周辺では食事が楽しめます。宇野駅を降りたら右へ曲がって路地に入って下さい。安全な街だから心配要りません。池田屋寿司割烹本店は、純和風の店内でおいしい寿司が食べれます。和菓子の店、喜久屋製菓本店では「ドラえもん」の大好物どら焼きが有名です。あんこだけでなく抹茶のどら焼きもあるのでお土産にどうぞ。カフェ無天茶坊は、岡山県で有名な銀行の古い建物を改装して作った店で、エキゾチックな雰囲気が楽しめます。もし、時間があれば、日帰り温泉を是非楽しんでください。宇野駅のすぐ目の前、徒歩3分の所に「瀬戸内温泉たまの湯」があります。大きな露天風呂にゆっくり浸かり、風呂上がりに食事やマッサージを楽しめますよ。
瀬戸内の景色と現代アートを楽しんで下さい。
- 帰りのルートはこれ!
帰りは、フェリーで対岸の香川県に渡るのがお勧め。香川県は、安くておいしい「うどん」が名物で、わざわざ東京や大阪など離れた所から食べに来る人もいるくらいです。また、スパイシーで大人から子供まで人気な「骨付き鳥」も有名です。これを食べて、高松駅から岡山行きの電車に乗れば、岡山駅に着きます。今度は各駅停車ではなく、快速マリンライナーに乗れば1時間10分で岡山駅に到着します。途中、全長10キロメートルもある瀬戸大橋通って瀬戸内海を越えます。料金は1,660円です。明るい内に瀬戸大橋を楽しみたいなら、逆ルートも良いかもしれませんね。