岡山駅周辺

岡山市の桜の名所案内

岡山駅周辺

約250本のソメイヨシノの桜並木。見頃は3月末から4月上旬です。

見どころ

日本の桜には、野生種とされる9種があり、変種を含めると100以上の桜が自生しています。
一般的によく見かける品種はソメイヨシノで、その他にも山桜、河津桜、大島桜、寒緋桜などが有名です。
例年1月下旬に沖縄や九州など温暖な気候の南部地域から咲き始め、大阪など関西地方、東京を含む関東エリアと北上していき、4月、5月頃に北海道で開花します。
岡山市では、岡山後楽園の東側、旭川河川敷が岡山の桜の名所として知られており、毎年多くの観光客や地元の人々で賑わいます。
約250本のソメイヨシノの桜並木が約1kmにわたって続き、桜が満開の頃には、桜が降り注ぐような美しい景色を楽しむことができます。
また、会場からは旭川と岡山後楽園を挟んだ場所にある岡山城が望めるビュースポットもあり、満開の桜越しに岡山城を眺めることができます。
その年の天候によって異なりますが、岡山市の桜の見頃は、例年3月下旬~4月上旬です。
桜の花は、開花から散り始めまでが、約10日から2週間です。満開から1週間程度で徐々に花が散り、雨が降ったり強い風が吹くと花は早く散ります。

桜の開花にあわせて行われる春の恒例イベント

桜の開花時期にあわせて行われ春の恒例イベントが「岡山さくらカーニバル」です。
このイベントは、岡山市民に花見を満喫してもらおうと、1986年から始まったイベントです。
旭川にかかる蓬莱橋から相生橋の間の約400mが会場となり、例年約7万人近い来場がある人気のイベントです。
開催期間中は、日没から午後9時くらいまで、ぼんぼりで桜の木がライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な光景が広がります。

期間中は河川敷に約50軒の飲食屋台が並びます。
唐揚げやポテト、牛串、窯焼きピッツァ、千屋牛ラーメン、日生カキ、地ビール、地酒など、定番フードから岡山ならではのご当地グルメまで多彩なメニューが楽しめます。

日本人の大好きな「お花見」

「お花見」とは、桜の花を鑑賞して春の訪れを祝う日本古来の風習です。
桜は日本人にとって特別な存在で、春の訪れを告げる象徴として親しまれてきました。
古くは、奈良時代・平安時代に貴族の文化として始まりましたが、江戸時代に入ると、お花見は、庶民的な娯楽として発展しました。
現代のお花見は、桜の木の下や桜がよく見える位置にレジャーシートなどを敷き、お弁当やお酒などを持ち寄って、ピクニックをしながら桜を眺めて楽しむのが一般的になりました。
最近は、自分たちでコンロや調理道具を持ち込んで、バーベキューを楽しむ人もたくさんいます。
日本人の大好きなお花見スタイルを、ぜひ味わってみてください。
持ち込んだお弁当や食品、飲料のゴミは必ず持ち帰りましょう。

アクセス

周囲に専用駐車場はありません。また「岡山さくらカーニバル」会期中は会場周辺の道路が渋滞するため、車やタクシーでの移動はおすすめできません。
公共交通機関での移動がおすすめです。

  • バス: JR岡山駅東口(後楽園口)バス乗り場(1番)から乗車約15分、「後楽園前」下車、蓬莱橋まで徒歩すぐ。
  • 路面電車: 「岡山駅前」電停から「東山」行きに乗車約5分、「城下」下車、蓬莱橋まで徒歩約10分。

春の訪れを感じながら美しい桜を楽しむ絶好の機会です。ぜひ足を運んでみてください!

基本情報

名称 旭川さくらみち
住所 岡山県岡山市旭川河川敷
駐車場
料金 無料

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