岡山駅周辺

岡山の路面電車「おかでん」完全ガイド

岡山駅周辺

市内中心部の移動や観光に。
おかやま市民の足「おかでん」を便利に乗りこなそう!

岡山の路面電車「おかでん」とは

岡山の街を訪れると、まず目に飛び込んでくるのが、街中を縦横無尽に走る路面電車です。
レトロな雰囲気を醸し出す車両から、近未来的なデザインの車両まで、様々な姿の電車が行き交います。
岡山市内を走るこの路面電車は、地元の人々から「おかでん」の愛称で呼ばれています。
「おかでん」は、明治時代から100 年以上の歴史を持つ市民の足として、今や岡山の街並みに欠かせない存在となっています。
「おかでん」を乗りこなせば、市内中心部の観光地を効率的に回ることができますよ。

路面電車の路線は2系統

路線は「東山線」と「清輝橋線」の2 系統があり、岡山の主要な観光スポットを結んでいます。
主要な観光地である岡山城や後楽園へ行くには、東山線の城下(しろした)駅で下車します。
岡山駅前駅から城下駅までの所要時間は約5分、城下駅を下車したあと、岡山城までは、徒歩で約7分、後楽園は徒歩約10分で行けます。
また表町商店街の中心部にある老舗デパート天満屋岡山店へは、東山線の県庁通り駅か、清輝橋線の郵便局前駅が最寄り駅です。
岡山駅前からの所要時間は、県庁通り駅までが約7分、郵便局前駅が約5分です。

出典:岡山電気軌道サイト

運賃は120円と140円の2通り

路面電車の運賃は、2系統とも一律120円の区間と一律140円の区間の2通りです。
東山線の120円区間は岡山駅前から県庁通り駅まで、清輝橋線の120円区間は岡山駅前から郵便局前駅までです。この区間ではどこで乗車し、どこで降車しても一律120円です。
こども運賃は半額で、120円の場合は60円、140円の場合は70円で、さらに6歳未満の幼児割引もあります。幼児割引は、大人または小学生(12歳未満6歳以上)の方1名につき幼児1人が無料になるうれしいサービスです。
支払い方法は、現金と全国の交通系のICカードが使えます。
この他にも、路面電車が1日乗り放題となる1日乗車券もあります。大人400円、小人200円ですので、3~4回乗れば、元が取れます。
1日乗車券券は、「岡山駅前バス総合案内所」で購入できます。

乗り方は簡単!後ろから乗って前から降りる

路面電車の乗り方は意外と簡単です。
路面電車は、すべて車輌の後ろ側から乗車し、前側から降車します。運賃は降車時に支払う後払い式です。
後ろ側のドアから乗ると、オレンジ色の精算機があります。
現金で支払う場合は整理券を取ります。交通系ICカードで支払う場合は、側面のタッチ箇所にタッチしてください。1日乗車券の場合は、何もせずに中に入ってください。
降りるときは、車両の前方に移動し、運転席のすぐ後ろにある料金箱に、整理券と所定の金額を入れて、前扉から外に出ます。交通系ICカードを使用する場合は、料金箱のカードリーダーにタッチします。1日乗車券を持っている場合は、降車の際に、乗車券を運転手に見せます。
降りるときは、車両の前方に移動し、運転席のすぐ後ろにある料金箱に、整理券と所定の金額を入れて、前扉から外に出ます。
交通系ICカードを使用する場合は、料金箱のカードリーダーにタッチします。
1日乗車券を持っている場合は、降車の際に、乗車券を運転手に見せます。

岡山駅前電停の乗り場までの行き方

路面電車の、岡山駅前の電停は、JR岡山駅から約100m離れていて、大通りを渡らないと行けません。
JR岡山駅から桃太郎大通りに出て、ビッグカメラの前の横断歩道を渡ると、岡山駅前電停の乗り場になります。

個性豊かなデザインの路面電車たち

様々なデザインの車両に乗るのも、旅の移動の楽しみのひとつです。
運が良ければ、個性的なデザインの路面電車にも出会えます。
愛らしい「たま駅長」のキャラクターが35匹デザインされた電車(たま電車)や、インダストリアルデザイナー水戸岡鋭治氏がデザインした近未来的な外観の電車(MOMO9200形)、岡山城(烏城)にちなんで「烏の濡れ羽色」の黒を使用したレトロなデザインの電車(KURO3000形)など、様々なデザインの車両があります。
なかでも、世界的に人気の鉄道アニメ「チャギントン」の主人公「ウィルソン」と「ブルースター」の姿を路面電車で再現した「おかでんチャギントン」は、お子さまに大人気です。(※乗車には別途特別乗車チケットが必要です。詳しくはこちらから)

基本情報

名称 岡山電気軌道
公式サイト 岡山電気軌道サイト

タイトルとURLをコピーしました