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岡山からの日帰り旅ー瀬戸内国際芸術祭・女木島会場を案内

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瀬戸内国際芸術祭とは

瀬戸内国際芸術祭(通称・瀬戸芸)は、瀬戸内海の島々と沿岸部17エリアを舞台に、3年ごとに開かれる世界的な現代アートの祭典です。
2010年にスタートしてから、今年で6回目を迎えます。
春・夏・秋の3会期通算約100日間、海と島の風土を生かしたインスタレーションや建築、パフォーマンスが展開されます。
作品鑑賞パスポート片手にフェリーで島を巡る旅は、毎回100万人前後の来場者が訪れ、地域に新たな交流と経済を呼び込んでいます。
岡山から、ちょっと足を伸ばして瀬戸内国際芸術祭でアートを楽しんでみませんか?

女木島―桃太郎伝説とアートが交差する島

今回は、岡山から比較的アクセスしやすい女木島会場を紹介します。
女木島は、高松市の北約4kmに浮かぶ島で、高松港からフェリーでわずか20分の距離にあります。
岡山からアクセスしやすく、気軽に日帰りで旅を楽しめます。
女木島の別名は「鬼ヶ島」と呼ばれ、その昔、鬼の根城だったという大洞窟が島の頂上にあります。
入り口は狭いものの、洞窟の奥は大人が立って歩けるほどの空間が広がっています。

出典:うどん県旅ネット
出典:うどん県旅ネット

また、女木島は、美しい海水浴場のある島としても広く知られていて、夏には多くの海水浴客でにぎわいます。
横に長い形の島で、美しい砂浜が広がるロングビーチは、海水浴のほかにも、様々なマリンアクティビティが楽しめます。島は、レンタル自転車があれば1時間ほどで一周できる広さです。

女木島のアート作品

女木島会場で鑑賞できるアート作品を紹介します。
女木島のアート作品は、女木島港から徒歩で回れる東浦に作品が集中しています。

出典:瀬戸内国際芸術祭2025 作品「カモメの駐車場」
出典:瀬戸内国際芸術祭2025公式サイト 作品「20世紀の回想」

これまでの会期でも公開されていた『不在の存在』や『20世紀の回想』『カモメの駐車場』、女木島小学校内にある『女根/めこん』、前回2022年に公開された『ナビゲーションルーム」の他に、以前から公開されていた作品が進化した『ISLAND THEATER MEGI 女木島名画座』と『こんぼうや』、2025年は新たに新作が『小さなお店プロジェクト』の中に7点と、女木島小学校内に2点、集落内に1点、鬼ヶ島大洞窟内に1点公開されます。
鬼ヶ島大洞窟の新作の壁画「生成するウォールドローイングー女木島・鬼ヶ島大洞窟壁画」は、洞窟行きのバス(片道10分)や自転車(片道25分)徒歩(40分)で山を登る必要がありますが、それ以外は徒歩圏内で回れます。
『小さなお店プロジェクト』は、かつて民宿だった「寿荘」の中に、遊び心満載のアートなお店がいくつも開店しています。

出典:瀬戸内国際芸術祭2025公式サイト 作品「小さなお店プロジェクト ガラス漁具店」
出典:瀬戸内国際芸術祭2025公式サイト 作品「小さなお店プロジェクト いのちの詩・あまのおと」

女木島へのアクセス

女木島は、高松駅から目の前の高松港から4kmの位置にあり、定期船「めおん」号で、約20分。
「めおん号」の外観は、赤と白のツートンカラーのストライプ。とてもかわいいです。

出典:うどん県旅ネットサイト

高松駅までは、岡山から電車JRマリンライナーで60分で行くことができます。
高松駅から高松港までも徒歩数分と便利な距離です。
旅行プランにアート鑑賞を組み込むのでも、がっつりアートメインの旅としても、女木島はアクセスしやすく必見の島です。
島の静かな日常に溶け込むように展開されるアート体験は、心をきっとほどいてくれます。
ぜひこの機会に、高松から20分の離島「女木島」を訪れてみてはいかがですか。

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